うつになり、部屋の天井を一日中眺めていた時から1年半が過ぎました。
心のモヤモヤを減らすために、たくさんの試行錯誤をしてきた結果、『心を軽くする3つのステップ』が見えてきました。共有します。
目次
心が軽くなる3ステップ
結論を先に書くと、以下の3ステップで心が軽くなっていくことが実感できました。
- 手放す
- 身軽になる
- 余裕が生まれる
具体的な事例は次に記載しますが、すべては手放すことから始まります。モノを手放す、執着を手放す、贅を手放す、こだわりを手放すです。
手放して初めて身軽になる。身軽な状態になって初めて余裕が生まれます。「これは俺の物だ!」と握りしめたまま、余裕が生まれることはなかったですね。
1年半、心の余裕を手に入れようと努力してきたことは、すべてこの3ステップに集約できます。
断捨離、メルカリ、節約でわかった「手放す」効果
具体的に「手放す」ためにトライしたことと、そこで分かったことを整理してみます。
- 断捨離
- メルカリ
- 節約
- 仕事と自分の関係の見直し
① 断捨離で手放す
家にあるたくさんの不要品を処分してきましたが、文字通り大量のモノを手放しました。
ただのゴミ、二度とやらないゲーム、いつか使うと言って使わないDIYツール、オリンピック並みの利用頻度の調理器具、昔の趣味の道具、思い出の品、たくさんサヨナラしました。
部屋のほとんどの物がガラクタでした。生活で使うモノは数えられる程度の量で充分です。
「最低限の大切なモノに囲まれる空間」は、快適ですし、不要品というノイズがないんですね。整った空間にいると、気持ちが楽になります。
② メルカリで手放す
「使えるけど自分は使わないモノ」「捨てるにはもったいないモノ」の処分にメルカリを使っています。高価なモノなど、ごみ箱にダンクシュートするのがもったいない時は、メルカリです。
捨てにくいモノをお金に変えることで、モノへの執着を手放しました。
▶ リンク:メルカリで売ったもの
ブランドバッグ、高級時計、靴、「なんでこんなの買ったんだろう・・」と後悔するもののたいはんは、自分ではなく他人からよく見られるために購入した物でした。本当にムダでした。
③ 節約で手放す
節約は出費を減らす行為ですが、ここでも「手放す」ことが関係します。
先ほどの「見栄」のための出費もそうですし、「ちょっとの贅沢」が積み重なった出費は、惰性でお金を払っていたものがたくさんありました。
出費が減ることで、資産が増え、金銭面の余裕が生まれます。お金の余裕は心の安定にダイレクトに寄与しますね。お金の余裕は効果大です。
④ 仕事で手放す
断捨離・メルカリ・節約以外でも「手放す」効果があったものが、仕事です。
仕事のポジション、名声、他人からどう見られるかなど、目には見えないたくさんのモノに執着していました。
「仕事中心」から「自分中心」にマインドチェンジし、執着を一つ一つ手放しましたが、本当に楽になりました。仕事そのものの量も減らしましたが、執着しないことで、心の余裕・時間の余裕が生まれましたね。
過去の失敗を「よかった」と思えるように
気付いていた破綻のリスク
「もっといい車を、時計を、スーツを、カバンを手に入れたい」と、増やすことで幸せになると信じて走り続け、結果、心と身体を壊すという失敗をしてしまいました。
ここ数日ですが、このタイミングでこの失敗をしてよかったのかなと少しプラスに考えるようになりました。
というのも、正直、これ以上アクセルを踏み続けても、どこかで破綻することは薄々気付いていました。ただ、その時は手に入れたモノを手放すことが恐怖でしかなく、しがみつく以外の方法を知りませんでした。
強制手放しタイムはリスタートのチャンス
うつになり、強制的に「手放しタイム」がスタートしましたが、そのおかげで身軽になり、心の余裕が生まれました。取り返しがつかない状態になる前に、(結果的にですが)ブレーキを踏めたのは良かったのかなと思えます。
まとめ
心が軽くなる黄金の3ステップをご紹介しました。
自分が気付かない間に、「こうあるべきだ」「これは譲れない」という理想という名の執着心をたくさん持っていました。しがみつくことをやめて、手放すことで心が軽くなったと実感できます。
これからもムダな執着を手放していきます。大丈夫、どうにかなります。
by あきちゃんぬ.
▶ リンク:心の余裕を手に入れる