「3つの余裕」をバランスよく手に入れることの大切さ。その余裕を手に入れるためにどうすればよいかを真剣に考えてみました。
目次
有休を取得して気づいたこと
仕事のモチベーションが下がり、頭と心のモヤモヤが消えない状態が続いていました。一旦このモヤモヤ状態をリセットしたくなり、有休を10日間申請。自主的な「週休3日制」の導入です。
今まで仕事第一だったため、これだけ多く休んだことは人生初。いざ休日になってもやることがないので、近所の遊歩道を散歩し、空と川を長い時間眺めていました。
- 自分は本当は何がしたいのか?
- 自分が本当に欲しいものは何か?
- 自分はどういう状態を望んでいるのか?
哲学のような、中二病のような、意識高い系のような自問自動を繰り返していたのですが、その中で自分が必要なものは「3つの余裕」ではないかと、少しわかってきました。
生きていく上で必要な「3つの余裕」
3つの余裕とは
- お金の余裕
- 時間の余裕
- 心(メンタル)の余裕
「お金の余裕」だけあっても、時間も心も余裕がなければ、残業でボロボロになっているサラリーマン状態でダメですし、「時間」と「心」の余裕があっても、「お金」の余裕がなければ大学生のような貧乏生活に戻ってしまいます。
「3つの余裕」があれば何ができるのか?
この余裕があれば、選択肢がとても広がります。
(1)無理をしなくていい
誰かと競い合ったり、争う必要はない。嫌なことを続ける必要もなければ、嫌な人間関係に振り回される悩みもない。何かにしがみつく必要がなくなります。
(2)いつでもご機嫌でいられる
心にゆとりが生まれ、周囲の人にやさしく接することができます。忙しさは人の心を殺してしまいます。
(3)新しいことに挑戦できる
時間が生まれ、好きな事を始めることができます。やめることも自由。手が空いていればつまみ食いも簡単です。
どうすれば「3つの余裕」は生まれるのか?
この余裕を得るために必要な行動をまとめます。気付けばすでに行動に移しているものも多いですね。
(1)要らない物を捨てる
断捨離で不要品をたくさん捨てました。
管理する物が減るので心も身軽になります(断捨離)。加入しているサービスも見直し、不要なものは全て解約しました(サブスク、スカパー、生命保険、自動車保険)。
(2)やりたくない事をやめる
無駄な習慣をやめました。
カメラ、ゴルフ、ロードバイクは処分。惰性のつきあいもなし。飲み会や、周りに合わせるダラダラ残業はやらない。古い習慣もやめました(スーツ、革靴)。やめて快適です。
(3)はっきりと断る
仕事の量を大幅に減らしました。
「仕事第一」主義を今年やめました。組織を立て直す、リードする。そんな理想は会社のゴミ箱に投げ捨てました。
「ちょっと教えて君」の対応もきっぱりと断りました(会社で「他人を助ける」ことをやめた)。
大切なことは「優先順位」を決めること
高級マンション、高級外車、高級時計、オーダーメイドスーツ。これらは自分の中では「不要な物」です。「他人が見て、いいなと思われるもの」を持つ。そういう見栄は卒業です。
逆に、家族と過ごす時間、自分で自由に使える時間、仕事のストレスから解放された心の平穏。これらは最優先で手に入れたい物ですね。リッチでなくていいです。
何が必要で、何が不要なのか。自分で自分を理解する努力をすることで、この「3つの余裕」をバランスよく手に入れることができると思います。
まとめ
10日間の有休を取得し、生きていく上で「3つの余裕」が自分にとって大切なことだと気づきました。
- 3つの余裕とは、「お金の余裕」「時間の余裕」「心(メンタル)の余裕」
- ムダなモノ、コトをやめる・捨てる。そこから余白ができる
- 優先順位を明確にし、自分の幸せを増やすことに努力する
自分の価値観と真正面から向き合い、本当に必要なコトとその優先順位を明確にする。その優先順位に従い、不要な物、やりたくないことを正直にやめていく。そこから、少しずつでも余裕を増やしていく。
心も身体もフットワークも、身軽な状態にしていきたいですね。ついでにムダな脂肪も減らしていければ最高です。
▶ リンク:心の余裕を手に入れる