気持ちの切り替えは簡単にはできません。とくに仕事で受けるストレスは心にも身体にもダメージを与えます。今日は、うつから回復したからわかった、仕事のストレスを減らす方法を共有したいと思います。
目次
ストレスは心を壊す
ワーカホリックの先にあるもの
自分は「ザ・仕事人間」でした。
休日も仕事、深夜も仕事。「仕事での成長」が「自分の成長」、「仕事の成果」が「自分の価値」と、仕事と自分が一心同体になっていました。
ワーカホリックに陥っているときは、本人はそこには気付かないものですね。ムリは続かないもので、ついに心と身体を壊しました。
元には戻らない
一度クシャクシャにした紙が、折れ目のない状態に戻ることが無いのと同じです。仕事の量を減らすなどし、少しずつ回復はしてきましたが、元の状態に戻ることはないと思います。
「またいつか倒れるのでは?」と新しい不安を抱え込むことになるのが現実です。
仕事から受けるストレスをどう減らすのか、試行錯誤をする日々が始まりました。
ストレスを減らす魔法の言葉
ストレスを受け流す
ストレスはゼロにはできません。ストレスのない職場など存在しません。発生そのものを抑制することも難しい。
職場でマイナスのことがあっても、自分がそれを受け流すことができればいいのです。
「まぁいいか」
私は仕事で嫌なことがあった場合は、この言葉を常に心で唱えます。
そもそも、なぜ仕事でストレスを感じるのか、そのストレスにどう対処すればよいかを整理してみました。
ストレスを増やす要因 | 対策 |
---|---|
完璧を求める | 真面目に考えすぎない なるようになる |
周りに高いレベルを要求する | 熱くならない |
成果にこだわる | 1位を譲る |
弱みをみせたくない | つよがらない |
他人に意見を押し通す | 干渉しない |
対処法の頭文字、ま・あ・い・つ・かをくっつけると「まぁいっか」になります。少し無理やりですが。
常にこの言葉を唱える。頭文字から「熱くなるな、干渉するな、大丈夫だよ自分」と言い聞かせることで、自分のところに来たストレスを、自分の中に入れないようにしています。
執着を捨てて、心を軽くする
執着がストレスの根源
なぜ自分は職場でイライラしているのか冷静に考えると、人一倍の責任感や達成へのこだわりがある一方で、それが成果への執着や、他人への必要以上の干渉につながっていたことがわかりました。
プレゼンが失敗しても、プロジェクトが遅延しても、必要以上に責任を感じる必要はありません。最悪会社が倒産しても、自分の責任ではないですしね。手放しましょう。
会社で自分の代わりはいる
あのスティーブ・ジョブズが亡くなってもアップルの企業収益は毎年増加しています。会社での自分の代わりはいくらでもいます。
ミスったかぁー。まぁいいか。あ、定時だ。スタバで新作フラペチーノ♪
私はこれくらいの適当さで仕事をしています。家に帰っても仕事のことを考えていては休まることがないです。会社の敷地から出る時に、魔法の言葉「まぁいいか」を唱えて、家でゲームでもして遊びましょう。
仕事と適度な距離感を
1つのことに没頭する性格は、その1つが「自分の全て」のようになります。そうなると、その1つに執着し、それを守るために他人や自分を攻撃するようになります。
またうつで倒れることがないよう、仕事とは適度な距離を保つよう努力しています。仕事から心を守るノウハウは、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
仕事のストレスを減らす魔法の言葉、「まぁいいか」をご紹介しました。
呪文のように「まぁいいか」と唱えると、仕事への考えやこだわりも少しずつ薄くなっていくことが実感できます。大丈夫、なんとかなります。
by あきちゃんぬ.
▶ リンク:心の余裕を手に入れる