AIの技術がより身近になってきました。AIが人類の敵になるのか味方になるのかは分かりませんが、まずは私の節約の味方になってもらいます。最新のAI技術にトライした結果を共有します。
目次
AIチャットボットとChatGPT
AIチャットボットとは
人の代わりにAI(人工知能)がチャットを通じて質問に解答するサービスです。人間であるオペレーターの増員には限界があるので、よくある質問はAIがテキストで回答することでコストを削減することができます。
最近のネットサービスの問い合わせも、「チャット形式」でのやり取りがおおいですね。すでに身近な技術として広く普及しています。
「ChatGPT」とは
今回トライする「ChatGPT」も、AI技術を利用したチャットボットです。
▶ リンク:【公式】ChatGPT
AIチャットのサービスがすでに普及している中で、「ChatGPT」が話題を呼んでいる理由は、ほとんど何でもできるAIだからです。
計算、作詞、作曲、脚本(!)と、何を頼んでも質問に応えてくれます。というわけで、話題のAIチャットの「ChatGPT」を使ってみます。
▶ リンク:「ChatGPT」とはどんなものなのか–OpenAIの対話AIを知る
ChatGPTに聞いてみた節約術
どんな技術も触ってみる・使ってみるのが一番です。という訳でAIに3つの節約に関する質問をしてみました。
質問① おすすめの節約方法を教えてください
AIの回答は以下です。
おぉ、6つも提案してきましたね。計画的に動くこと、家計簿をつけること、サービスを比較すること。全部正しい内容ですね。特に「提案2」は断捨離そのものの内容ですな。
質問② 電気代の節約方法を教えてください
AIの回答は以下です。
先ほどの質問よりも対象を絞って質問してみました。回答内容は、うん、間違っていない。電力会社のホームページに記載してもAIとは気づかないレベルですね。
質問③ 死亡保険は無駄だと思いますか
AIの回答は以下です。
ちょっと意地悪な質問です。
私個人は「死亡保険」「生命保険」はお金の無駄だと考えています。貯金と公的保証で十分であり、民間の保険会社が必ず得をするサービスにお金を払うメリットがないからです。
しかし、「保険」に対する考え方は、リスクにどう向き合うかという話になるので、人によって考え方や感じ方が異なります。つまり正解がありません。
で、AIはどう答えたか?
「使い道や必要性は人によって異なると思われます。私は人工知能であり、個人的な意見を述べることはできません」
・・・なんですと?保険に対する考えが人によって異なることを一番最初に「断り文書」として入れてきたじゃないですか。しかも人工知能の立場をうまく利用しているし。
その上で「死亡保険を契約することのメリット」をしっかり提示し、最後は「個人のニーズや状況に応じて判断」と真っ当な記載でまとめてくるとは。すごいですね。
ChatGPTは実用に耐えうるか
使ってみた感想
この他にも沢山の質問をしてみました。使った感想を3つにまとめます。
- 受け答えは成立する。レスポンスも早い
- 回答内容に間違いはない
- 回答は「最適化」されたモノ。良くも悪くもクセがない
AIの性能は非常に良いです。
数値計算のような答えが一つしかない質問ではなく、「節約」という曖昧な内容の質問をしましたが、正しい回答が瞬時に返ってくるところは驚きました。
ただ、AIなので「最適化」された回答ですね。おりこうさんの回答というか、良くも悪くもキレイな回答でした。
まぁ、ここで個性が出たら逆に怖いですけどね・・。「保険?全部いらないじゃん!え?そんなのにお金払ってるの?バカなの?」みたいな、ホリエモン風な(?)クセのある回答は困惑しちゃいますしね。
ChatGPTが苦手なこと
「ChatGPT」は2021年より先のことは先のことは学習に入っていないみたいですね。2022年12月21日の東京の天気を聞いてもダメでした。
グーグル検索で思ったような情報が手に入らないときや、自分の頭の中にある程度答えはあるんだけど、第三者の意見も聞きたいときに「ChatGPT」が役に立つなと思いました。いやぁ、すごいわ。
2022年12月現在、「ChatGPT」へのアクセスが殺到しており、サービスが利用できない状況が頻発しています。時間をおいて再度アクセスするようお願いします。
まとめ
話題のAIチャットボット「ChatGPT」に「おすすめの節約術」を聞いてみました。
最新のAIチャットは「節約ノウハウ」もしっかり回答してきました。人工知能恐るべしです・・。
グーグル検索がスマホの文字入力&画面への結果表示から、お姉さんのCG映像+音声入力+AIの頭脳に置き換わりそうな予感がしました。さらにブログの作成もAIが自動で無限にページを作るようになるかも?
それでも人間はAIと異なり毎回「最適」には動かない生き物なので、その時も私は泥臭く失敗談をブログに書いていそうな気がします。それはそれでありかなとも思いました。
by あきちゃんぬ.