メルカリのアカウントの信頼を証明するのが「評価」ですが、この評価に嫌がらせをする行為があります。それが「報復評価」です。
この記事では、メルカリの評価の仕組みから報復評価のやり方、その対処方法を解説します。
目次
メルカリの評価の仕組み
お互いの評価が終わってから自分の評価が見れる
まず、メルカリの評価の仕組みを把握しましょう。以下の流れで評価されます。
- 商品の購入者が受取評価をします
- ①のあとに、商品の出品者が購入者を評価します
- お互いの評価が終わってから、取引が完了します
- この時点で初めてお互いの評価(購入者、出品者)を見ることができます
メルカリの評価の仕組みのいいところは、お互いの評価(購入者・出品者)が終わるまで、相手からもらった自分の評価を見ることができない点です。
「え?あたりまえじゃないの?」と思うかもしれませんが、これ違うんですよ。
ヤフオク!は仕返しアタックで地獄を見る
メルカリが流行る前のフリマサイトといえば「ヤフオク!」でした。
「ヤフオク!」は、相手の評価が丸見えなんですよ。なので「あ、こいつ私に悪い評価を付けたなぁ!」となり相手にも悪い評価をつける行為(報復評価)が大量にありました。
私も使っていましたが、もうね、みんな血まみれ大惨事ですよ・・。
メルカリがお互いの評価が終わるまで自分の評価が見れないのは、ヤフオク!の仕返しアタックを防ぐためだと考えられます。
メルカリで報復評価はできる
ただ、残念ながらメルカリでも報復評価(嫌がらせ行為)はできてしまいます。
- ムカつく相手を見つける
- 出品している商品から安いアイテムを買う
- 「悪い」の評価を付ける
- ブロックして逃げる
とにかく相手に「悪い評価」を付ける嫌がらせ行為です。
商品なんて何でもよくて(そもそも欲しくない)、発送のスピードも梱包の丁寧さもどうでもよくて、とにかく安い商品を買って悪い評価を付けます。
メルカリの「残念だった」の評価はとても目立つので、相手に嫌がらせができて本人は満足です。あとは相手をブロックして全力で逃げるだけ。
「1取引、1評価」のシステムを悪用した嫌がらせですね。自分のお金を使ってまで嫌がらせをする行為は正直理解できませんが、そんな人も中にはいます。
メルカリでの報復評価への対策
- 冷静に対応する
- 丁寧に対応する
- ブロックする
- 100件の新規取引で評価を上書きする
① 冷静に対応する
まずは商売の基本です。感情的になったら負けです
メルカリは1000万人ものユーザーがいるので、中には「はぁぁぁ?」という方に必ず出会います。一番注意するシーンは値下げ交渉。ここで相手を怒らせる危険があります。
値下げ依頼が来たら「はいはい、おはようございます、だな」とでも思って、以下の記事からコメント例文をコピペして返せばOKです。
② 丁寧に対応する
コミュニケーションミスの大半はコミュニケーション不足が原因。コメント機能を使いましょう
相手の顔が見えないやり取りが続きますので、ちょっとしたすれ違い・思い込みが大きなコミュニケーションミスにつながります。
対策はコメントを使った情報発信です。
・商品の購入通知が来たら、「ご購入いただき、ありがとうございます。発送手続きまで少々お待ちください」とコメントする。
・商品を発送したら、「先ほど発送手続きが完了しました。よろしくお願いします」とコメントする。
コメントで商品の発送状況を伝えるだけでも、購入者の不安を減らすことができます。
③ ブロックする
リスク回避で一番優先すべきことは、リスクのある場所に行かないことです
10,000円もする商品を1,000円に値下げしろと来たら、あきらかにおかしいユーザーです。コメントで優しく断ったら、次の日にでもこっそりとブロックしましょう。
④ 100件の新規取引で評価を上書きする
メルカリの評価は直近の100件までしかカウントされません。100件やり取りすれば消えます
完全に相手が悪いのに「残念だった」が付いた場合は、自分のプロフィールに正直に「残念だった」の取引の背景を記載します。あとはコツコツと新規で100件のやり取りをしましょう。
まとめ
メルカリの報復評価のやり方と対処方法を解説しました。
- メルカリは取引完了までお互いの評価が見られない
- 報復評価とは「悪い評価」を付ける嫌がらせ行為
- 冷静に丁寧に対応し怒りの感情を抱かせないこと
- コメントを活用し積極的に情報発信すること
評価の★★★★★が欠けると本当に凹みます。値下げ交渉で「イラッ」することはありますが、コメントに感情をぶつけてはダメです。冷静に、冷静に、冷静に対応しましょうね。
この記事がみなさんのお役に立てれば幸せです。
by あきちゃんぬ.