仕事のストレスを発散するのに、「自分へのご褒美」にお金を使っていたら大失敗しました。「今日だけ」「今週だけ」、そのムダの積み上げがすごいことになっていました。私の失敗談をまとめます。
目次
仕事はストレスがつきもの
同僚・取引関係などの人間関係、プロジェクトの納期・予算・技術的難易度など、仕事はストレスの連続です。ストレスのない職場も仕事もありません。
仕事なしに生活ができないように、ストレスなしに生きることはできません。今回は、ストレスとの上手な付き合い方ができず、80万円も無駄遣いをしてしまった話です。反省の意を込めて振り返ります。
ストレス出費に要注意
「自分へのご褒美」多くない?
「よし午後も仕事した。スタバで休憩しよう」
「今日も頑張った。つけ麺大盛だな」
「今週もやりきった。居酒屋でパアといこうや」
ストレスは発散するべきものですし、お金を使うことは悪いことではありません。このあとにご褒美が待っているからこそ、仕事を頑張ることができます。
先ほど記載した通り、ストレスのない仕事は存在しません。ストレスを感じるたびに「自分へのご褒美」を買っていたら、お金がいくらあっても足りません。会社並みにスタバに通っていませんか?
無駄遣いの言い訳に使ってない?
仕事を頑張った見返りに、「ちょっとした贅沢」をしたくなるものです。
少しでも収入があがったり臨時収入が入ると、この3つ(家・車・食)の出費を増やしがちです。先ほどのスタバやラーメンも「食」に含まれていますね。
この3要素が危険な点が2つあります。1つ目に、金額に限界がないことです。いくらでもお金を使うことができます。2つ目は、固定費として出費が増える点です。
一度贅沢をしてしまうと、出費を補うためにさらに仕事をする必要があり、さらにストレスが増える。まさに現代の蟻地獄に落ちます。
▶ リンク:ライフスタイルインフレとは
ストレス出費を計算してみた
ストレス出費の項目
ストレスの発散のために、自分が何にお金を使っていたのかを洗い出しました。大きい出費は以下の3つです。
項目 | 詳細 |
---|---|
飲み物代 | 職場で暇さえあればコーヒーやレッドブルを飲んでいました。 スタバが職場にあるので毎週通っていました。 |
飲食代 | ほぼ毎日仕事の帰りにラーメンや牛丼屋に行っていました。 週末は居酒屋で同僚と飲んでました。 |
見栄代 | 革靴は半年に1回、腕時計は毎年購入していました。 頑張ったご褒美にです。 |
ストレス出費の合計
年間のストレス出費額を計算してみました。
計算方法は、その当時から今現在まで節約できた金額です。つまりこの差額分がストレス発散のために無駄遣いしていた金額となります。
項目 | 無駄遣いしていた金額(毎月) | 無駄遣いしていた金額(年間) |
---|---|---|
飲み物代 | 8,000円 | 96,000円 |
飲食代 | 32,000円 | 384,000円 |
見栄代 | 30,000円 | 360,000円 |
合計 | 70,000円 | 840,000円 |
今はこの出費が0円になりました。約80万円を無駄遣いしているとは勿体ないの一言です。
お金を使わなくてもストレスは発散できる
お金を使わずにストレスが発散できる方法があればいいのです。
仕事人間で趣味も生きがいもなかった自分は、この1年間いろいろなストレス発散方法を試しました。その中でおすすめは以下の3つです。
- 自然の中の散歩・ジョギング
- スーパー銭湯
- 土曜日のモーニング
① 自然の中の散歩・ジョギング
近所の少し大きめの公園に行き、ジョギングコースを周回します。身体を動かすことは心も脳もスッキリします。医学的にも散歩・ジョギングの効果は証明されています。
② スーパー銭湯
朝早くからお風呂に浸かります。銭湯は非日常体験を簡単に味わうことができます。サウナもあるといいですね。そのあとに畳の大広間で昼寝でもしたら最高です。
③ 土曜日のモーニング
これは一度トライしてみてほしいストレス発散の方法です。
金曜日の居酒屋をやめて、その日は早く帰り早く寝ます。そして、土曜日の朝一番に近所のコメダ珈琲に行ってモーニングを楽しみます。土曜日をスターダッシュできると1日の充実感が全く違います。
まとめ
仕事のストレス発散として、「自分へのご褒美」で年間80万円を無駄遣いしていた失敗談をご紹介しました。
散歩やジョギングは地味ですが、ストレス発散の効果は大きいです。特に自分のように日ごろ身体を動かす習慣がない方こそチャレンジする価値ありです。
ストレス出費を減らし資産が増えれば、心の余裕も生まれ、さらにストレスも減ります。好循環が続くよう自分にあったストレス発散の方法を探してみてくださいね。
by あきちゃんぬ.