家計を見直してお金が増えてくると、お金を使うことが怖くなったり、貯めること自体が目的になり息苦しくなったりします。
そこで、今回は「お金を使う罪悪感」から脱出できた具体的な方法を共有します。
目次
節約で家計を見直す、整える
お金を稼ぐことを考える前に、無駄遣いをやめる
お金に関するたくさんの本を読みましたが、どの本も基本は同じです。やることは「記録をつける、ムダを省く(節約)」です。
10万円を稼ぐことは大変ですし経費も税金もかかりますが、10万円を節約することは難しくありませんし、成功すれば丸儲けです。
1年間で10万円を増やすには、毎月1万円を節約すればOK。スマホを格安simにする、民間の医療保険・死亡保険を解約する、車のサイズを見直す程度でクリアできます。
お金を使う罪悪感から脱出する方法
お金が増えると、新しい悩みが出てくる
家計の見直しが進みお金が貯まるようになると、精神的にとても安定します。
でも、新しい悩みが出てきます・・。
お金を使うことに罪悪感を感じるようになります。お金を使うのが怖くなります
「せっかくここまで貯めたのに」と自分の努力を思い出すようになると、目の前の買い物がもったいなく感じるんですよね。お金を使うハードルが異常に高くなり、我慢が増えて息苦しくなります。
解決策:無駄遣いをやめて、無駄遣いをする
毎月一定金額を「やりたいことチャレンジ」として用意して、無駄遣いをします
「おこづかい」とは別にお金を使う枠を用意します。無駄遣いをやめて、無駄遣いをするとは矛盾していますが、無駄遣いの中身がポイントです。
- 気になるお店に行って、看板メニューを食べてみる
- 行きたい場所に行ってみる
- 会いたかった友人に会いに行く
- 気になっていることに関する本を買う
- 資格試験の参考書を買う
これらの行動は、お金は減るだけで増えることはありません。浪費、消費、投資で言えば「消費」です。
でも、人生には先送り出来ることと、出来ないことがあると思うんです。
今、この瞬間だからこそ楽しめることもたくさんあります。お金を使う罪悪感から、今しか出来ないことを我慢していたら人生勿体なくないですか?
「やりたいことチャレンジ」の金額は1万円で十分
私は節約で毎月の出費を10万円削減できたので、そこから「やりたいことチャレンジ」に1万円を使うようにしています
家計は大きなプラスのままで余剰分を「やりたいこと」に回すので、楽しくお金を使いつつ貯金はしっかり増えていきます。
「やりたいことチャレンジ」という予算枠を先に用意することで、無駄遣いの上限(リスク)が決まるので、お金を使う恐怖が薄れます。
自分のような心配性の性格の方にとくにおすすめの方法です。
結局、生きるって思い出づくり
「喜びを先送りにしてはいけない」は真理です
先月久しぶりに新潟に帰省し、家族・友人と過ごしたのですが、その旅費や食費にかけたお金は損だとはまったく思いませんでした。逆に、お金を使ってよかったと心から思えた瞬間でした。
ベストセラー「DIE WITH ZERO ~人生が豊かになりすぎる究極のルール~」にもありましたが、お金を貯めるだけでは何の意味も無くて、経験に使うのがベストなんですよね。
お金を貯めつつ「やりたいことチャレンジ」で新しいことを経験する。ムダを減らして新しいムダに使う。これができるようになると、お金を使う罪悪感はふわっと消えていきます。おすすめの方法です。
まとめ
お金を使う罪悪感から脱出する方法として、無駄遣いをやめて無駄遣いをするやり方をご紹介しました。
- お金が増えるとお金を使うことに罪悪感を感じるようになる
- 節約で無駄遣いを減らし、その浮いた分を今しかできないことに使う
- 毎月1万でも十分。やりたいことにチャレンジできる
- 喜びを先送りにしない。経験を増やす
しっかりお金を貯めつつ、大切なことには使う。「貯める」と「使う」のバランスがうまく行くと、毎日の生活も楽しく貯金も増え精神的にも楽になります。
次の土曜日は近所にオープンしたスーパー銭湯にさっそく行ってみることにします。
by あきちゃんぬ.