断捨離しすぎて「落ち着かない部屋」になる失敗。要因と対策|ミニマリストあるある

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「断捨離」や「ミニマリスト」にハマるとなぜか途中から快適ではない部屋ができあがっていきます。

なぜ、快適な空間を求めて始めた行為が、逆の状態になってしまうのか。そのメカニズムと対策をまとめます。

断捨離でやらかす失敗「落ち着かない部屋」

これ、本当によくある失敗です。気を付けないと全く快適ではない部屋になってしまいます。

この記事の結論
断捨離には中毒性があり、SNSの影響でさらに過激になる。手段が目的に代わり、ゴールを見失った結果「落ち着かない部屋」ができあがる

「快適な空間」を作ろうと始めたのに、途中から「捨てる行為」にばかり目が行ってしまう。そしてSNSの罠にはまってアウト。

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この記事では断捨離の中毒性やSNSの罠、快適な部屋を作るための具体的な対策をご紹介します。

「落ち着かない部屋」になる失敗は断捨離あるある。対策を共有します

断捨離しすぎる4つの要因

断捨離しすぎる要因
  1. 断捨離には中毒性がある
  2. 捨てる行為が手段から目的にすり替わる
  3. SNSの極端な事例に影響される
  4. SNSで物の少なさ競争が始まる

① 断捨離には中毒性がある

Point
「捨てる行為」には快楽を感じやすく、中毒性がある

物を捨てると、部屋がスッキリしたり空間に余白ができたりと、分かりやすい成果を感じることができます。この「捨てるという行為」には中毒性があり、もっと捨てたい、もっと減らしたい!と行為が加速していく側面があります。

「今日何か捨てれるものがないか?」とイライラし出したら危険水域です。

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② 捨てる行為が手段から目的にすり替わる

断捨離を続けているといつの間にかハマる失敗がこれです。

正しい認識
目的:快適な部屋を作ること
手段:断捨離・ミニマリストの思想を参考に物を捨てる

間違った認識
目的:物を捨てる
手段:断捨離・ミニマリストの思想を参考に物を捨てる

快適な部屋を作るための手段としての「捨てる行為」が、途中から目的そのものになってしまいます。

シャンプーなどの生活必需品まで捨て出したらアウト。

「快適な生活」から離れるような断捨離やミニマム化を始めてしまうと、行きつく先は仙人ような生活です。

③ SNSの極端な事例に影響される

Point
SNSは極端な事例の方がインパクトがあり検索数(インプレッション)が増える

ネットやツイッターで「ミニマリスト」というワードで検索するとぶっ飛んだ事例が出てきます。これは、夜逃げでしょうか?

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そのようなぶっ飛んだ事例を見て、自分ももっと捨てなきゃダメだと誤解してしまいます。

「そんなやり方もあるんだね」程度でOK。難易度の低いものを真似してダメならすぐに撤退しましょう。他人は他人です。

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④ SNSで物の少なさ競争が始まる

Point
断捨離しすぎの最終形態、SNS上での物少ない自慢・捨てた自慢

③のSNSの影響を受けた後に待っている罠が「物の少なさ勝負」です。

他人と所有している物の少なさや、捨てた物の数を競っても何も得られるものはありません。どうやれば自分の部屋がより快適になるのか、その検討に時間を使うべきです。

断捨離には中毒性があり、捨てることが目的になりがち。そこにSNSの影響と他人との競争でゴールを完全に忘れます

大前提「落ち着く物の量は人によって違う」

Point
自分の理想像(ゴール)をイメージする。自分の価値基準で判断する

あたりまえですが、人の価値観や感じ方は十人十色。落ち着くなと感じる物の量も人によって全く違います。

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ホテルライクな部屋がちょうどいい人もいれば、スーパーミニマリストな「何もない部屋」こそ最高と感じる人もいるでしょう。また、物の総数は大幅に減らすが、キャンプ道具だけは特別たくさん所有するなど、例外OKという方もいます。

Check
まず、自分の理想とする部屋が、どのレベルに一番近いのか、ざっくりでいいので把握しましょう

私の理想は、「ホテルライクな部屋をベースに、デスク周りはちょっとリッチ」が理想です。デスク周りのガジェットだけ少し物を多くしつつも、部屋全体はホテルのように最低限のモノに抑えたいですね。

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まず、自分の理想像をイメージする。そこが明確であるほどゴールがぶれなくなる

落ち着く部屋をつくる具体的な方法

物を捨てる行為には中毒性がありハマりやすこと、SNSの影響で捨てる行為自体が目的になり、過激になりやすいことをまとめました。

では、断捨離をしながら「落ち着いた、快適な部屋」を作るにはどうすればいいか、具体的なアクションに落としていきます。

落ち着く部屋をつくる方法
  1. くつろげるスペースを確保する
  2. 寝具は捨てない
  3. 物の色を統一する
  4. 断捨離に「例外」をつくる
  5. 観葉植物を置く

① くつろげるスペースを確保する

Check
断捨離の優先順位を工夫します。「くつろげるスペース」の処分は後回しにします

私の部屋では「デスク周り」がくつろぎスペースですので、オフィスチェアやその周りのガジェットは断捨離しないと決めています。

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② 寝具は捨てない

Check
ベッドの断捨離は一番最後にします

「ミニマリスト=ベッドは捨てるべき」という方がSNSで非常に多いのですが、寝具の断捨離は部屋の物が処分しきった後でやればいいと思います。

まずやるべきは、「明らかなゴミ」「複数所有している物」「1年以上使っていない服やDIY道具」の処分です。それをやりきるまでは処分しない方が吉です。そもそもミニマリズムの提案者の部屋、ベッドあるからね。

③ 物の色を統一する

Check
最期まで残った物こそ、自分にとって大切な物。そこにお金を集中投資すべし

断捨離が進むとぶつかる壁、インテリアばらばら問題です。

物の量を減らしていくと、残った家具や物の色やデザインがバラバラなことに気付きます。色がバラバラだと落ち着かない空間になるんですよね。

解決策は「買い替える」です。残った物は必要な物ですから、そこにお金をかけるのはQOLあがります。私も断捨離がほぼ終わった段階で、部屋のデスクを買い替えました。

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④ 断捨離に「例外」をつくる

Check
これだけは捨てません。という例外を作るのもあり

3000個あった物を1000位まで減らす。ただし、自分の大切なコレクションの100個は捨てない。ちょっとくらい例外で物が増えても、トータルとして物が減ればOKという考えです。

⑤ 観葉植物を置く

Check
植物のメリットはリラックス効果より、それ以上のムダな物を買わなくなる

観葉植物は生活になくてもいい「ムダな物」です。ただ、このムダな物が1つあり、毎日水やりというルーティーンがあるおかげで、それ以外のムダな物を買わなくて済みます。ここが観葉植物を買う一番のメリットです。

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くつろぐ空間は断捨離しない、寝具の断捨離は後回しにする。断捨離の優先度を工夫し適度に物を捨てましょう

たくさん物を減らして、少し物を増やす

Point
物を増やすことは悪ではない。たくさん物を減らしたあとに、ちょっと増やそう

物減らして減らして減らしまくると、物を増やすことが極度に嫌になります。罪悪感すら持ちます。

こういう場合は、ゼロイチで判断しないのがコツです。

「物が1つでも増えたらダメ!」ではなく、トータルで減っていればOKとします。100個不要品を減らして部屋がスッキリしたら、快適度をアップするものを5個買います。

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トータルで物の数は激減しているのでOKとすれば、「物が少ない嫌いな部屋」から、「物が少なくて好きな部屋」に変わりますよ。好きな物で囲まれる空間、最高じゃないですか。

自分の部屋が好きならないと、断捨離もミニマルライフも続かない。たくさん捨てたら、自分に少しのご褒美を!

まとめ

断捨離しすぎて「落ち着かない部屋」になってしまう失敗を解説しました。

summarize

  • 断捨離には中毒性があり、捨てることが目的になりがち
  • SNSの極端な事例と物の少なさ競争でゴールを忘れる
  • 自分の理想像をイメージする。そこが明確であるほどゴールがぶれなくなる
  • くつろぐ空間は残す、寝具の断捨離は後回しにする、断捨離の例外を設ける
  • たくさん物を減らして、少し物を増やす。トータルで減っていればOK

  • 断捨離にハマり、SNSにハマり、他人との物の少なさ競争にハマる。その先に待っているのが「落ち着かない部屋」という失敗です。自分の理想の部屋は何か、理想の部屋に必要な物は何か、自分基準で考えれば失敗を避けることができます。

    明日、また一つ不要品を捨てて、身軽に気軽になりましょう。

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