断捨離でたくさんの所有物を処分してきました。このブログでも処分したものをご紹介してきましたが、今回はいつもと逆に「捨てないと決めたもの」を共有したいと思います。
目次
断捨離を1年続けて変わったこと
ゆっくりですが、マイペースで断捨離を続けてきました。大きく変化した点は2つあります。
変化① 所有物が減り、部屋がきれいに
ムダなもの、使っていないものを徹底的に捨てました。所有物の数は5分の1くらいに減ったと思います。ゴミであふれていたデスクの上もスッキリしました。
変化② 私生活が整い、余裕がうまれる
スピリチュアルな話ではありません。物理的に所有物を減らすことで、時間や心にも余裕がうまれました。管理するものが減りますので、手間も減ります。
断捨離で「捨ててはいけないもの」
以下の5つは捨てないと判断しました。
- 重要な書類
- 緊急時に必要なもの
- アイデンティティに関係するもの
- 生活の質を上げているもの
- 幸福度を上げているもの
① 重要な書類
マンションや銀行などの契約書や、保険証券、年金証書は捨てずに保管しています。これらの書類は「替えが利かないもの」なので、処分はせず一か所にまとめて大切に保管します。同じ書類でも、例えば家電の取り扱い説明書はネットで手に入る(替えが利く)ので処分しています。
② 緊急時に必要なもの
防災グッズなど、いざという時に必要なアイテムは捨てません。北海道で地震に遭遇した際に、何もできなかった反省を生かし、常に万が一に備えて準備・備蓄しています。
③ アイデンティティに関係するもの
「思い出」に分類されるものでも、自分の価値観で「とても大切なもの」と判断したものは残します。
アイテム | 自分の価値観 |
---|---|
全国模試の成績表 | 高校時代の努力の象徴 |
学術論文のペーパー | 大学の研究成果の最終形 |
社内表彰で頂いたアイテム | 社会人の努力の結果 |
思い出系のアイテムは他人と自分とでまったく価値観が異なります。
他人から見た価値
- ただの紙きれ
- 過去の栄光にしがみついている。ダサい
自分の価値
- 今の自分を形つくるもの
- 苦しいときにもう一度と奮起できる象徴
当たり前ですが、自分がどう感じるかが一番重要ですので、これらのアイテムは断捨離せず大切に保管します。
④ 生活の質を上げているもの
手放すと生活の質が下がってしまうものは断捨離しません。iPhone、デスク、チェア、ウルトラワイドモニタなどは、在宅ワークで必要な仕事の道具でもあるので捨てませんし、逆にお金をかけます。
⑤ 幸福度を上げているもの
所有することで生活に幸せな経験を増やしてくれるものも断捨離はNGです。
私は、「自動車」を所有していますが、好きな時に好きな場所に家内と移動でき、家内と外食を楽しむことができるので、処分はしません。
ミニマリスト界隈では、自動車の所有って「ムダ、負債」と厳しい意見が多いのですが、自分は所有した方が生活にプラスになると判断しました。
断捨離のよくある誤解
× なんでも全部捨てる行為
断捨離と聞くと、「部屋の家具を全部捨てて、何もない空間でノートパソコンを広げて、ニコッと笑っている人」をイメージする人が多いように思います。
確かに「ものを捨てる」ことはしますが、何も考えずにゴミ箱に投げ込むことではありません。
〇 自分の価値観で選択する行為
自分の価値観で「本当にそれは必要なものなのか?」を問いながら捨てていく行為です。
ものを捨てながら、捨てる基準も磨かれていく。ですので、断捨離をするほど、「自分にとって大切なもの」だけが残った最高の空間ができあがります。それが断捨離です。
本当に大切なものをみつける
上に記載した5つは絶対に捨てません。逆に言うと、これ以外は捨てても問題ないものです。所有物のほとんどは捨てても問題ないとわかりました。
断捨離のおかげで、大切なもの・そうでないものが明確になってきました。引き続き、断捨離を続け、少ないモノで幸せな空間を目指します。
まとめ
断捨離を1年間続けた結果、「捨ててはいけないもの」が5つあることがわかりました。
- 重要な書類
- 緊急時に必要なもの
- アイデンティティに関係するもの
- 生活の質を上げているもの
- 幸福度を上げているもの
断捨離で「自分の価値観」を磨く。ものを捨てる・残すの判断基準を明確にすることで、本当に大切なものが見えてきました。改めて自分を知ることができましたね。断捨離してよかったです。
by あきちゃんぬ.