断捨離を続けて2年、ムダなモノがなくなりミニマムな部屋になりました。
ただ、ミニマムな生活をしていても新しい悩みは出てくるものです。今回は「慣れ」と「飽き」に対処する方法を共有します。
目次
ミニマムライフはとても快適
ムダなモノをひとつひとつ減らした結果、本当に必要なモノだけに囲まれたミニマムな部屋ができあがりました。
モノが少ないのでモノの管理が楽、掃除も楽。キレイで快適な状態をキープできるので気分もいいです。
自分にとって「本当に必要なモノ」は、実はとても少ない量ですむんですよね。ここに気付くだけで生活はすごい楽になりました。
ミニマムライフの落とし穴、慣れる・飽きる
モノが少ないと変化がなく刺激がない
快適で最高なミニマムライフ。悩みなんかないように思えたのですが、ちょっと最近気になることがあります。シンプルな空間って、まったく変化がないんです。
変化のないミニマムな空間は、すぐに慣れ、そして飽きます。
モノを減らしている最中なら、部屋に変化があるので楽しいんですよ。頑張って捨てた分だけ部屋もスッキリしますし、達成感もありますしね。
問題はモノを捨て切った時です。モノの増減がないので、朝起きて見る景色はいつも一緒。変化もなく刺激もありません。
刺激がないと慣れる、そして飽きる
やっとの思いでミニマムで快適な空間を作ったのに、今度はその「快適さ」に慣れるんです。
そして、快適な空間なのに刺激がないことで「つまらない」と感じる瞬間が出てきました。
生活に必要なモノまで捨てて、仙人みたいな生活をするミニマリストがいますが、この「減らす行為」の刺激に依存してしまった結果だと思います。
快適で便利な生活ができたのに、つまらないとネガティブに感じる。この矛盾したプロセスをまとめると以下のようになります。
- モノが少ないミニマムな空間ができる
- ノイズの少ない快適な生活が始まる
- 快適さに慣れる(嬉しさが薄まる)
- モノの増減がないので毎日同じ景色を見る、飽きる
- 快適で便利な生活なのに、つまらないと感じるようになる
モノで悩むことがイヤでミニマムで快適な空間を作ったのに、この快適さすら「慣れる」「飽きる」という新しい悩みが生まれるのは正直予想外でした。
うーん、ここがゴールじゃないんですね。
モノが増えない趣味で刺激を満たす
ミニマムで快適な空間を維持しつつ、慣れと飽きを抑える刺激をどこからか得ればいい。
刺激を「モノ」からではなく「趣味」から得る方法を考えました。
実際にいろいろ試して、これは自分に合うなと感じた趣味が以下の5つです。
- ジョギング
- 散歩
- ストレッチ、ヨガ
- 料理
- 観葉植物
ポイントは変化を付けることです。
ジョギングや散歩は少しずつ距離を増やす、走るコースを変える。ストレッチやヨガはお手本としているYouTubeチャンネルを変えるなど、小さくていいので変化を付けます。
で、たまにドキドキするイベントを入れます。地元の市民マラソンに申し込んだだけでめっちゃくちゃドキドキしました。
刺激を求める欲求を成長に応用する
刺激を成長に求めるパターン
どれだけ綺麗な部屋を作っても、慣れと飽きから逃げることは無理だと思います。なら、その慣れと飽きを自分のプラスに変えればいいんです。
手に入れる → 慣れる → 飽きる → また手に入れる(ムダ)
成長する・達成する → 慣れる → 飽きる → 次の目標に挑戦する
5kmのジョギングに刺激が少ないと思ったら8kmに増やせばいいですし(刺激を増やす)、新しい刺激が欲しいならフルマラソンに挑戦すればいい(刺激の変化)。
慣れと飽きが次の成長につながるので、5つの趣味はおすすめですよ。
変化のある趣味と、変化のないミニマムライフ
モノが増えない趣味で刺激を満たしつつ、ミニマムな部屋で快適な生活を続ける。
この刺激を趣味に求める作戦は今のところうまくいっています。
もし、ミニマムライフでつまらないと感じる場合は「モノが増えない系」の趣味にトライしてみてください。散歩もジョギングも気軽にできますし気分転換にもなりますよ。
まとめ
ミニマムライフの最大の悩みの「慣れ」と「飽き」についてまとめました。
- ミニマムライフの落とし穴は慣れと飽き
- 快適な空間でも変化なし、刺激なしで、つまらないと感じることも
- 刺激を「モノ」からではなく「趣味」から得る
- 刺激を求める欲求を成長に応用すれば、ミニマムライフと刺激の両立ができる
モノが少ないミニマムライフを続けつつ、趣味で刺激を満たす。ほんの少しでも「変化」を持たせると趣味も飽きずに続けることができます。
最近新しいことやってないなぁと感じた方は、ご紹介した5つの趣味のいずれか一つにチャレンジしてみませんか?
by あきちゃんぬ.