大型家電や自転車などの商品を自分で直接手渡ししたい。そんなときに使えるノウハウをご紹介します。
メルカリでも直接の手渡しは可能です。ただし、出品時や受け渡しのやり取りに注意点がありますので詳しく解説していきます。
目次
メルカリで直接手渡ししたいケースってどんなとき?
メルカリでたまに「直接の手渡し」の設定をしている商品を見たり、出品者から手渡しが可能か相談される場合があります。
過去に私が経験した事例は以下のケースでした。
- 梱包が困難なアイテムなので、地域限定で出品して直接渡したい
- 同一県内なので送料を浮かせるために手渡しにしたい
- いますぐ欲しいので直接手渡しにしてほしい
メルカリのルールでは、出品者と購入者が合意をすれば、商品を直接手渡しすることはOKです。
そこで今回は、メルカリで商品を直接手渡しする場合のやり方を解説します。実際に取引した経験から、出品時の記載方法や、送料の設定、受け渡し場所の注意点などもまとめてご紹介しますね。
メルカリで直接手渡しをする方法
- 出品時:発送方法の選択は未定とする
- 出品時:送料を含んだ値段に設定しておく
- 発送時:受け渡しのための連絡方法を決めておく
- 通知と評価:その場でスマホ画面を見ながらがベター
①出品時:発送方法の選択は未定とする
まず発送方法ですが、商品情報の「配送の方法」を「未定」にしてください。
「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」は選択しないこと。
それらの便を選択してしまうと、「発送待ち」のまま取引が進まなくなります(受取ができない)。「未定」のまま取引を進めるのは不思議な感覚ですが、それで大丈夫です。
②出品時:送料を含んだ値段に設定しておく
商品の金額は、送料を含んだ値段に指定してください。
同一県内の方限定で出品するのなら、県内移動でかかる移動費(ガソリン代など)を含んでおきます。
③発送時:受け渡しのための連絡方法を決めておく
メルカリの取引メッセージで、商品を手渡しする日時、場所、連絡先を決めます。
電話番号を教えたくないのならLINEのアカウントか、ヤフーメールなどで使い捨てのメアドを用意するのもありです。
ヤフーメールの作り方:https://support.yahoo-net.jp/PccMail/s/article/H000011493
ヤフー公式サイト
④通知と評価:その場でスマホ画面を見ながらがベター
実際に「直接の手渡し」をして一番困ったのが、発送通知と評価の仕方です。
一番いいのが、お互いのスマホ画面を見ながら、目の前で発送通知と受け取り評価を終わらせることです。
自転車を売却した際は、このやり方で終わらせました。ただし、電化製品などその場で動作確認ができないものは後日評価してもらうことになります。
メルカリで直接手渡しする際の注意点
- 手渡しする場所は自宅は避けること
- 直接の現金のやり取りはしてはいけない
① 手渡しする場所は自宅は避けること
トラブル防止のため、自宅での受け渡しはやめましょう。
相手がどんな人かわかりませんし、何人で来るかもわかりません。
私は「駅前の駐車場」や「ショッピングセンターの駐車場」など、人がいるような場所を指定しました。取引が終わったら、ショッピングセンターで買い物して帰りましょうね。
② 直接の現金のやり取りはしてはいけない
商品は直接手渡ししてもOKですが、お金のやり取りは直接はダメです!
お金のやり取りはすべてメルカリ内で行ってください。よくあるのが「送料の差額」をその場で現金で返金することです。「こっちまで来てくれたので安くしますよ♪」なんて気軽に提案してはダメですよ。
絶対にNG!商品を手渡しした後の取引キャンセルはダメ
「直接の手渡し」の取引で思いつく裏ワザが、取引キャンセルです。
出品者と購入者が直接会って、商品を受け渡して商品代金もゲットできた。ならメルカリの取引はキャンセルしちゃえ。これでメルカリに払う10%の手数料がなくなりラッキーだぜ。ぐへへへ
先ほど記載したとおり、お金のやりとりは必ずメルカリを通して行う必要があります。
10%のメルカリの手数料は出品者や購入者を守る手数料でもあります。そこは絶対にケチったらダメ!アカウント削除などのペナルティーがつくかも知れませんので、絶対にやめましょう。
まとめ
メルカリで直接手渡しをする場合の出品時のやり方、送料、受け渡し場所のノウハウを解説しました。
- 商品の直接の受け渡しはOK
- 通常と異なる出品や発送の方法になる
- 受け渡し場所と現金の取り扱いには最新の注意を払うこと
- 取引キャンセルはダメ!ルールを守ること
梱包や発送が難しい自転車などのサイズの大きい商品は、直接手渡しのケースがよくみられます。
注意点さえ守れば難しい取引ではありませんので、必要に応じてノウハウを使ってくださいね。
by あきちゃんぬ.