「実現した後に考える」ではなく、「今」からFIRE後の生活を想定し、準備しています。今日は時間を有効に使うために必要な「趣味」について、考えたこと・トライしたことをまとめます。
目次
FIRE後の生活をどこまでイメージできるか?
大学受験と同じ
「あぁ、早くこの仕事やめたいな」「家でずっとYouTubeを見ている生活をしたいよ」
その気持ち、わかります。わかります。FIREして、好きなことだけして生きていきたい。誰がもそう願うと思います。ただ、そのあとの生活は、どこまでクリアにイメージできていますか?
「あぁ、早くこの勉強やめたいな」「あの大学でキラキラした生活をしたいよ」
これと同じです。
大学に合格することだけを考えて、受かった後のことを考えていない。これでは、自由を得た後に途方に暮れることになります。まさに約20年前の私ですが・・。
想定される変化点
FIREを実現した方のブログやツイッターを見ると大きく2つの変化点があることがわかります。
変化点① 自由な時間が増える
仕事を辞めたので、その分の時間が「ヒマな時間」として増えます。
変化点② 収入が不安定になる
ほとんどの方はサラリーマンから資産家にジョブチェンジするので、毎月予定された一定の金額が自動で手に入るのではなく、株価で上下することになります。この変化が非常に不安な気持ちを生み出します(資産が十分にあったとしても)。
ここで注意すべき点があります。それは、ヒマは不安を増幅する要素を持っている、という点です。
今からできることは、「ヒマな時間」を「有意義な時間」に変える術を持つこと。その術の一つが、趣味を持つことだと思います。
趣味に必要な要素を考える
以前、ヒマな時間を過ごすときに外せない「要素」を洗い出したことがあります。
私の中で外せない要素は、以下の5つでした。
- 好きなこと
- お金がかからないこと
- 一人でできること
- ストックされること
- 誰かの役に立つこと
なるべく一人で完結し、低コストで継続できることがポイントです。この要素をベースに、自分に合う趣味がなにか実際にトライしてみました。
やってわかった。自分に合う趣味・合わない趣味
自分に合う趣味 5つ
- 散歩
- ジョギング
- 瞑想
- ブログ
- メルカリ
身体を動かす系の趣味としては、「散歩」と「ジョギング」は、身体と心の健康維持にとてもプラスに働いています。一人でマイペースでできますし、お金もかかりません。終わった後の達成感は何度経験しても飽きないですね。
頭を動かす系の趣味は、「ブログ」や「メルカリ」は純粋に楽しいですね。ブログは自分の頭の中の整理とアウトプットの場として「生産する楽しみ」を得ることができます。メルカリは不要なモノをお金に変えるプロセスそのものが楽しいです。
自分に合わない趣味 3つ
- デイトレード
- 無計画なドライブ
- 高級飲食店めぐり
株の売買を短期間で繰り返す「デイトレード」は、興奮はしますが、ストレスの方が大きかったです。自分でコントロールできない株価の上下に自分の未来を託すのは、正直面白くなかったですね。結局インデックスファンドを毎月自動で購入するスタイルに戻りました。
無計画なドライブも得られたものは疲労だけでした。ちゃんと旅の目的を決めたドライブはいいと思うのですが、どこかにフラフラドライブしても、いつものショッピングモールに入って、いつものお店で、いつもの夕飯を食べて終わり。日本ってどこも均一化されているので、移動する意味がなかったです。
高級飲食店めぐりは、単純にすぐに飽きました。いつも食べているお店より高級なお店に行けば、もっとハッピーになれると思ったのですが、料理はもちろん美味しいのですが、イコール幸せ度合いが上がるかと言えば、そんなことはありません。
記念日に行くのはいいと思います。ただ、なんとなくで通っても幸せにはなれませんでした。
まとめ
FIRE後の生活への準備として、自分に合う趣味・合わない趣味を見つけています。
その趣味が自分に合うか合わないかは、理屈ではありません。やってみないとわからないモノです。トライを重ねて合うものを探す。失敗も良い経験。引き続きプチトライを続けようと思います。