断捨離でモノを減らしていくと、シンプルで快適な空間ができあがります。ただ、そこから「新しいモノを買いたい」でも「部屋はシンプルなままを維持したい」という新しい悩みが発生します。
そのときに役に立つのが「1in 1out(1つ買ったら1つ手放す)の方法」です。ご紹介します。
目次
シンプルライフを目指すと生まれる悩み
モノにあふれた生活をしていましたが、一念発起!部屋にあったモノを9割捨てて、シンプルで快適な部屋ができてきました。少ないモノで生きていくのがこんなに楽なのかと、驚きながらも快適な生活をしています。
ただ、人間ですので、どうしても新しいモノが欲しくなります。「足るを知る者は富む」ですが、それでも欲をゼロにすることはできません。
モノを減らしていくと、「部屋はモノを増やしたくない。でも、新しいモノを買いたい」。この矛盾に必ずぶつかります。
「1in 1out」ってなに?
本当に自分に必要なモノ、所有してワクワク感じるモノなら新しいモノは買うべきです。その際に、増えた分だけモノを減らす努力をします。モノの総量を合わせるのです。
この方法なら、欲しいモノを買いつつ、シンプルな部屋を維持することができます。
メリットがたくさん「1in 1out」はすごい
「モノがひとつ増えたら、ひとつ減らす」、ただこれだけです。なんの裏ワザもありません。シンプルな方法ですが、実際にやってみると大きなメリットが得られます。
- 時間をかける必要がない
- モノがアップデートされ、快適さが増す
- モノが少ないメリットはそのまま
① 時間をかける必要がない
クローゼットの中身を全部出して、要るモノと要らないモノに分けて、要らないモノをメルカリに・・・などと、手間をかける必要はありません。
時間をかけて片付けをする必要がないので、すぐに終わります。
② モノがアップデートされ、快適さが増す
自分にとって本当に必要なモノにはお金をかけるべきです。新しいモノ・綺麗なモノ・より便利なモノを手に入れる。そして替わりに古いモノ・壊れたモノを処分する。
③ モノが少ないメリットはそのまま
新しいモノを購入しても、モノの量は変わりませんから、モノが少ない部屋のメリットをそのまま得ることができます。モノを探す時間は増えませんし、収納場所に困ることもありません。掃除も楽、管理も楽です。
「1in 1out」のコツ
モノがひとつ増えたら、ひとつ減らす。超シンプルなやり方なのですが、自分が特に意識している点をまとめてみました。
- 「増やす」ではなく「入れ替え」を意識
- 古いモノの処分を先送りにしない
- 本当に必要モノか、outしながら考える
① 「増やす」ではなく「入れ替え」を意識
自分はスマホやパソコン関連のガジェットが大好きで、似たようなタブレットやモニタをたくさん買い込むくせがあります。買うときは、「このガジェットを捨てるから、代わりにあの新製品を買おう」というような「買い替え」を意識しています。
② 古いモノの処分を先送りにしない
モノを増やす行為は簡単です。アマゾンでワンクリック。あとは自宅にモノが届くのを待つだけです。モノを捨てる行為は大変です。何を捨てるべきか見つけて、捨てると判断して、実行しなければいけません。
捨てる判断が面倒になり先延ばしをすると、モノにあふれた「汚部屋」に戻ります。「これ絶対に欲しい!」というモノが見つかったのなら、「何を捨てるか」を決めてからにします。
③ 本当に必要モノか、outしながら考える
ひとつモノを捨ててからひとつモノを増やす。
今持っているものよりもワクワクする、心を満たしてくれるものなら、時間をかけてでもひとつモノを捨てることができます。しかし、それほどでもないようなモノの場合、3日程度経つと、「いまあるモノで十分だわ」と不思議と思えてくるのです。
本当に必要なモノなのか、考え直すことができます。
まとめ
モノを増やさずにモノを手に入れる。「1in 1out」というやり方をご紹介しました。
この方法なら、欲しいモノも購入できますし、部屋のモノを増やさなくて済みます。シンプルライフを実現する素敵な方法ですので、ぜひトライしてみてくださいね。