出品者が必ず記入する「商品説明文」ですが、知らないうちに購入希望者の気持ちを下げているかもしれません。これは避けた方がいいというNG例を5つまとめます。
目次
商品説明文で損してます
メルカリで商品を出品する場合、写真、商品のカテゴリー、状態などを記入しますが、もう一つ出品者が必ず記入する項目が「商品説明文」です。
商品説明文は、「出品した商品の具体的な情報を購入者に伝える場所」です。
とても大切な文書になりますが、ここに書かない方がいいこと、表現を変えたほうがいいことを書いているユーザーさんがとても多い!せっかく綺麗な商品を格安で出品しているのに、文書で損をするのはもったいない。
そこで、今回はメルカリの商品説明文のコツとして、「説明文に書いてはいけないこと」を5つまとめました。ぜひノウハウとしてお使いください。
商品説明文に書くべきこと
まず、商品説明文の目的を改めて考えます。
商品の説明文の目的は、購入者に商品の情報を的確に伝えることです。
伝えるために必要なポイントは「わかりやすさ」です。そのためには「読みやすく」記載する必要があります。読みやすい説明文にするコツは、箇条書きです。例えば服を出品する場合です。
BAD
GOOD
・ブランド:ユニクロ
・サイズ :L(メンズ)
・カラー :ブラック
このように必要な情報をポイントだけシンプルに記載していきます。見た目も綺麗ですし読みやすいですよね。だらだらと長く書くと読みにくいですし、他の出品ページに飛んでしまう可能性が高くなります。
商品説明文に書いてはいけないこと
ここからは購入意欲を下げてしまう、書いてはいけない文章を解説していきます。
- 「〇〇しないでくだい」の否定
- 商品への思い入れ
- 事実ではなく意見の羅列
- なぞのマイルール
- 何も書かない
① 「〇〇しないでくだい」の否定
商品説明にたくさんの「〇〇しないでください」が記載されている文書をよく見ます。
「返品しないでください」
「神経質な方は購入しないでください」
「売買実績が100件以下の方は購入しないでください」
「値下げ交渉しないでください」
この商品が欲しいと思ってクリックしたのに、あなたはお客様ではないと拒否されたような感覚です。トラブル防止のために記載しているのでしょうが、否定的な文章はいい印象にはなりません。
この場合は、表現に変えるだけで否定的なニュアンスはなくなります。同じ内容でも違う印象になるのでおすすめです。
悪い文書 | 良い文書 |
---|---|
コメントなしで購入しないでください | 何か疑問点などございましたら事前にコメントください |
値下げ交渉しないでください | 送料込みのため、この価格での購入を希望します |
② 商品への思い入れ
特にブランド品の出品ページでよく見る文章です。出品者の思い出&ポエム集。
「このアクセサリのおかげで彼氏と今はこういう関係になりました」
大切にしていたことを伝えたいのでしょうが、購入者は出品者の思い出まで購入する気はありません。冷静に考えて、そんな情報を商品に上乗せされてしまっては、購入しにくくなりませんか?
記載すべき内容は商品に関する事実のみです。
カバンならブランド、状態、サイズ、購入時の金額など、購入者に関係のない事実を羅列するだけでOKです。一方的な思い出ポエムは誰も興味ないですよ。
③ 事実ではなく意見の羅列
実際に商品を使った経験をもとに説明をすることはとても重要です。メーカーのカタログだけではわからないリアルな情報なので、購入意欲が増えるケースは多いです。
ただし、「事実」と「意見」をごちゃまぜにしているケースが多いです。
私はコーヒーが好きなので、コーヒーメーカーの商品をよく見るのですが、「とても手軽に扱えます」や「安いです」などと一言だけ記載するより、「本体に豆を挽くミルが内蔵されていないミルなしコーヒーメーカのため、初心者でも手軽に扱え、価格帯も安いです」と事実と意見をセットで書いたほうが説得力は増えると思います。
手軽かそうでないかは、個人の感覚によるものですので、そう思った背景や理由も書くといいと思いますよ。
④ なぞのマイルール
なぞのマイルールを提示している出品者がたくさんいます。
「銀行振込の場合は、購入した日の翌日の12:00まで」
「荷物が届いたら12時間以内に評価してください」
過去にトラブルがあったのだろうと思いますが、こういう記載は「面倒な人だろうな」と思われて終わりです。どうしても記載したい場合はプロフィールを一読くださいと記載するのもありです。
また、返品不可との記載をされている方が多いですが、これはメルカリのルール違反ですのでご注意ください。
▶ リンク:商品に問題があっても返品に応じないという記載をすること
⑤ 何も書かない
逆にまったく何も商品説明文を書かない人がいます。
メルカリの出品は、写真撮影に文書の記載にと、手間が多少かかります。文章を何も書かれていない商品は、他にも手を抜く人なのかと思われてしまう可能性大です。
商売の基本は信用です。誠意ある出品を心がけましょう。
まとめ
メルカリ出品時の商品説明文のコツとして、「説明文に書いてはいけないこと」を5つまとめてみました。
- 説明文は、商品情報を購入者に伝える大切な場所
- 説明文はポイントだけシンプルに書く
- 説明文に記載NG 5パターン
せっかく自分の商品にアクセスしていただいたのですから、購買意欲を下げるのではなく上げる文書にしたいですよね。商品説明文はみなさん必ず読む場所ですので、読みやすい、わかりやすい説明文にしていきましょう。
みなさんのメルカリライフのお役に立てれば幸いです。