7、8、9月の三か月で合計10日間休むことにした。プロジェクトが落ち着いたこともあり、しっかり心と身体を休めようと思う。
「有休取得=負け」という誤解
仕事人間だったころは「有休申請=負け」だと思っていた。
不況だった時期と重なり、残業時間が厳しく制限されていたので、成果を出すには出社日を増やすしかない。有休を取らないで仕事に打ち込むのだ、と。
その当時に戻れるのなら、自分の頭を殴ってやりたい。その「成長教」は身を滅ぼすだけだ。
身体より心の健康を
オフィスワークで在宅勤務なので身体の疲れはそこまでない。運動不足からくる身体のだるさはあるが、それは別の問題。
去年の後半からどうしても受け入れられない事案が社内で複数発生し、正直我慢の限界を感じている。サラリーマンであり組織で働く以上、日々我慢の連続ではあるが、青臭いかもしれないが不正・不義・ハラスメントなどの事案は消化が難しい。
それでも時間をかけて意味づけし、価値観を変え、諦め、忘れることはできると思う。
喉が渇いたと感じたときはすでに身体は水分不足になっているらしい。気づく前に水分補給。休みも一緒かな。もうダメだとなる前にしっかり休もうと思う。
リタイア後の生活を想像してみる
今の組織で働きたくないとの気持ちが少しずつ強くなってきている。転職か、独立か、心を無にするか。大きな決断は恐怖でしかないが、小さな決断はできる。そして積み重ねもできる。
仕事自体は嫌いではなく、むしろ好きなくらいだ。得意でもある。結局は人の悩みは人間関係に行き着くのかな。
もし仕事をやめたとして、自分は何がしたいのか、どう生活したいのかを休みの間妄想してみようと思う。そしてその生活を試しにやってみる。案外「休みばかりはつまらない。仕事してた方がいいんじゃない?」と思うかもしれないし、自分がどう感じるのか試してみるのは面白そうである。
リタイア後の生活のイメージと実践。さっそく、やってみよう。