話題のAI技術「ChatGPT」ですが、メルカリの値下げ交渉に使えるのか試してみました。
最新のAI技術はどう解答するか、結果を共有します。
目次
AIで話題の「ChatGPT」とは
まず「ChatGPT」とは何かというと、AI(人工知能)技術を利用したチャットボットです。人間の質問に対し、学習済みのAIがチャットで回答してくれるシステムです。
▶ リンク:【公式】ChatGPT
話題になる理由が、その驚異的な能力です。
プログラミング・作詞・作曲・脚本など、人間の質問に何でも応えてくれます。難しい話はさておき、この最強AIの「ChatGPT」をメルカリに使ってみることにします。
▶ リンク:「ChatGPT」とはどんなものなのか–OpenAIの対話AIを知る
ChatGPTに値下げ交渉の解答をお願いしてみた
「メルカリ」という身近な話題に、最新のAI(人工知能)がどう対応するか、さっそくやってみます。
質問① 値下げを断る文書の作成
AIの回答は以下です。
表現が固く違和感がありますが、間違った内容ではないですね。
質問② 値下げを断る文書の作成(表現を優しく)
AIの回答は以下です。
文書表現を変えようと質問を変えてみましたが、結果は先ほどの解答に「最初の1行」が追加されただけでした。うーん、期待していた解答とちょっと違いますね。
質問③ 数値を提示した値下げ交渉
AIの回答は以下です。
今度は値下げ額を指定してみましたが、こちらもいままでの解答とほぼ一緒で「10%引きに変更が可能」が追加されただけですね。解答の基本パターンがあって、そこに情報を追加していく感じでしょうか。
もう少しケースに応じた的確な解答が来ると思っていたのですが、残念な結果になりました。
ChatGPTの強みと弱み
強みは作業時間の短縮
メルカリの値下げ交渉に使ってみたものの、ありきたりなテンプレ解答が一つ提示されただけでした。このテンプレ解答なら、人間の作ったテンプレ集の方が使えそうですね。
ただ、使い方を工夫すれば「ChatGPT」はものすごい威力を発揮すると感じました。
人間がやっている作業を代わりにお願いすることで、人間の作業効率をあげることができます。
強みを生かした使い方
例えば、今回の「メルカリ」というキーワードも、「サービスの概要をまとめる」という視点で質問をしたところ、的確な解答が返ってきました。
情報を集約する、文書にまとめる能力は非常に高いです。
自分が知らないサービスや専門用語を、自分がGoogleで調べる代わりにChatGPTに答えてもらう。こういう使い方が一番効率が良いですね。
弱みはマニアックな質問への対応
メルカリの値下げ交渉のような、マニアックな内容はダメでしたね。逆に、広く知られている「節約」や「断捨離」などは、的確な解答を得ることができます。
やはり、一般的な内容を文書でまとめる能力はずば抜けています。
2023年2月現在、「ChatGPT」へのアクセスが殺到しており、サービスが利用できない状況が頻発しています。時間をおいて再度アクセスするようお願いします。
まとめ
最強AI「ChatGPT」に「メルカリの値下げ交渉」をお願いしてみました。
今回は、残念ながら満足のいく解答はもらえませんでした。ただ、使い方を工夫すれば作業時間の短縮につながる強力なツールになることがわかりました。
新しい技術は頭ごなしに否定するのではなく、まずは試してみる。そして、「どうやったら自分の生活を楽にできるか?」という視点で使い続けてみようと思います。AIの力で身軽な生活を目指します。
by あきちゃんぬ.