断捨離をして部屋が綺麗になってきました。ただ、捨てた物を見て思うのが「ムダな買い物をしたなぁ」という後悔です。
欲しいと思って買った物がなぜガラクタになってしまうのか、そこにある「他人の目」という落とし穴について深堀してみます。
目次
欲しいと思った物、実は欲しくない物
振り返ってみれば、欲しいと思っていた物のほとんどが「幻想」。
周りからよく見られたくて買っただけのガラクタだった
「あれ手に入れたら最高だろうなぁ」
そんな物の大半が、実は他人の目が気になっているだけで、本当は自分は欲しいと思っていない物だった。なんとも悲しい結末ですが、断捨離でこのケースが非常に多いことに気付きました。
この記事では、物欲を暴走させる「他人の目」を深堀してみます。
欲しいと思う物の大半が「幻想」という事実に早く気付けば、「お金の余裕」が早く手に入ります。ガラクタばかりを手に入れた過去に後悔しつつ、この「幻想」を言語化してみます。
断捨離で気付いたこと「物は少なくてOK」
部屋に物があふれていても、ただ「あるだけ」で使っていない
2年間断捨離を続けた結果、部屋はともて綺麗になりました。
合計で500個以上の物を捨てましたが、物が無くて困ったことは1度もありません。部屋にあふれていた物も、そこにあるだけで普段は全く使っていないんですよね。
生活に使う物・必要な物だけを残してみたら、こんなにスッキリとした空間になりました。
引っ越し直後のような部屋ですが、これだけの物の量で充分です。生活に必要な物は、予想以上に少ない量であることがわかりました。
なぜムダな物を買ってしまったのか
買った瞬間を思い出してみる
「かっこよく見られたい」で買った物はガラクタ直行コースです
断捨離で処分した大量のガラクタたち。なぜ、こんなにもムダな買い物をしてしまったのか、買った当時を振り返ってみます。
その時は自分が欲しいと思って買ったのですが、よくよく考えると「周りからかっこよく見られたい」と思って買った物が結構ありますね。そして、この他人の目がモチベーションになっている買い物はすべて失敗に終わっています。
「かっこいいと思われるだろうなぁ」と思って購入しているんですね。電車で意味もなく腕時計が見れるようにつり革を持ったり・・。誰も他人の腕なんか見てないんですけどね。
一瞬満足して、一瞬で飽きる
自分が欲しくない物は、当然要らない物
買ってムダだと後悔している物も、手に入れた瞬間は最高ですよ。自分がレベルアップしたような気になりますしね。
でも、1か月もすると飽きます。2か月もすればクローゼットに片付けています。3か月もすれば存在を忘れています。
だって、最初から要らない物ですからね。
「他人の目」が気にならなくなって賞味期限切れで終わり。もったいないお金の使い方でした。
本当に必要な物だけ残したら、快適が手に入った
「他人の目」を捨てて生活に必要なものを厳選する
ガラクタのないガランとした空間はとても快適
クローゼットの奥に眠っていても価値はないので、後悔しながらも「かっこよく見られたい」で買ったガラクタたちを徹底的に断捨離しました。
ムダな物を徹底的に処分したら、快適な空間を手に入れることができました。
部屋はデスク、パソコン機器、ベッドだけのシンプルな空間に。ダイニングルームもキッチンも、必ず使う調理器具やお皿だけに厳選しました。
物の量を大幅に減らすと、どこに何があるのか頭の中で思い出せるレベルになります。そして、一か月以内にすべての物に1回は触れるようになります。
「あ、これが本当に自分の生活に必要な物の量だな」と実感できますね。
「他人の目」がなくても買いますか?
価値基準は「自分軸」。他人の目がなくても購入したいならアリ
「他人からどう見られるか」ではなく、「自分が何がしたいのか」。この基準があれば、買い物で失敗することもガラクタを増やすこともなくなります。
同じApple Watchでも、買ったらかっこよく見られるかも・・はNG。健康管理に使いたいなど、自分軸で判断すれば失敗はしないでしょう。
「他人の目」が物を購入する動機になっているケースってすごい多いです。自分軸で本当に欲しいのか、一瞬でも考える時間を持てば、私のようなガラクタコレクターにならずにすみます。
「他人の目」は、本当にムダ遣いの罠でした。
まとめ
「欲しい」と思っていた物のほとんどが、「他人からよく見られたい」だけの物欲であることをまとめてみました。
「他人の目」が物欲の罠。ここに早く気付ければ、こんなにもガラクタを処分する苦しみを経験しなくてすんでいたでしょうし、ムダな買い物も避けれていたはずです。
みなさんもガラクタコレクターにならないよう、物欲の罠にお気を付けあれ。
by あきちゃんぬ.