もったいないです。毎月10,000円近くを通信料金で失っていませんか?今回は、みなさんの通信費がどれくらいなのかの総務省の統計結果とその節約方法をご紹介します。
今すぐ格安SIMに変更し、浮いたお金を貯金しましょう。
目次
通信費ってどれくらい払っている?
総務省の調査結果
毎月どれくらい通信料を払っているかの調査が総務省で行われました。結論を先に抜粋します。
1年で12万2,741円、毎月10,228円と1万円越えです。
ここで言う「通信料」は、スマートフォンの通信費に加え、自宅のインターネット回線の費用も含まれています。
毎月1万円オーバーです。この結果を見て、「そんなものでしょ?」と思われた方は、勿体ないです。ちょっと工夫するだけで半額までもっていけます。
スマホ代金は今すぐ削減できる
通信費の中ですぐに削減できるのが毎月のスマートフォンの支払代金です。
ここからはスマホ代の削減を中心に記載します。自宅のインターネット(固定回線)も削減できたら最高なのですが、マンションの設備など縛りがある場合があるため、まずはスマホ代の削減を優先して考えます。
スマホ代の平均とは?
スマホ代の一般的な金額を調べます。先ほどの総務省のデータではなく、ソニー生命の「スマートフォンに関する意識・実態調査2019」からまとめます。こちらも結論を先に抜粋します。
分類 | 金額 |
---|---|
毎月のスマホ平均額 | 6,401円 |
3大キャリアスマホの月間平均額 | 7,516円 |
格安SIMスマホの月間平均額 | 2,830円 |
3大キャリアのスマホの平均は7,516円と高額です。この金額に自宅の固定回線を足したら毎月の通信費の支払が1万円をオーバーしてしまうことも納得です。
ですが、格安SIMのスマホを使っている方はその半額、2,830円に抑えていることがわかります。毎月約5,000円が浮いているのですから、格安SIMに乗り換えると年間で6万円もの節約ができる計算になります。年間6万円も収入をアップすることは難しいですが、この6万円を削減することは難しくありません。では、その削減方法です。
スマホを安く利用する方法
では具体的にスマホ料金を安くするための方法です。今すぐできる、そして確実にできる方法として3つ、ご紹介します。
- 契約している「データ通信量」を減らす
- オンライン専用プランを使う
- 格安SIMを利用する
① 契約している「データ通信量」を減らす
まずは契約プランを見直します。
「契約会社は変えたくない。格安SIMはよくわからないからイヤ!」という方にお勧めのやり方です。単純に「使うデータ通信量を減らす」のみです。自宅ではWi-Fiを使って、外ではYouTubeを見ることもないのに、20GBプランに契約したりしていませんか?現在契約しているプランよりデータ通信量が少ないプランに変更し、料金を下げることができます。
自宅にインターネットの固定回線があるのなら、自宅はWi-Fiで接続しましょう。自宅はWi-Fi接続で、外出時に動画を見ることがそれほどない限り、5GBくらいで大丈夫ですよ。
② オンライン専用プランを使う
3大キャリアの「オンライン専用プラン」に変更します。
オンライン専用プランとは、契約やサポートをオンラインで上で行うプランです。その代わりに、月額20GBというデータ通信量を2,000円台で利用することができます。人件費や店舗費が削減できる分、安くサービスを提供するプランですね。
3大キャリアのオンライン専用プランはこちらです。
「データ通信料の見直しは終わった。でもドコモから他のキャリアに変更したくない。同じキャリアでもっと安くしたい」という方におすすめの方法です。
③ 格安SIMを利用する
一番料金を下げることのできる手段が「格安SIMを利用する」です。
スマホ本体の中に入っている「SIMカード」を格安で発行するサービスのことです。3大キャリ以外にもたくさんのサービス会社があります。CMでよく流れるのがUQモバイル、OCN、楽天モバイルです。
サービス会社を変更する手間はかかりますが、一度契約を見直すだけで毎月5,000円近くのコストを下げることができます。
私は格安SIMは随分前から利用していましたが、さらに「① データ容量の見直し」をすることで、さらに年間24,000円の節約に成功しています。効果大です。
格安SIMの誤解
残念ながら、まだ多くの人が格安SIMを「あやしいサービス」と誤解しているように思えます。
安いには罠がある。どうせ1年後値上げするんだろう?ネットのスピードが遅いのでは?などと思って、「よく分からないからやめよう」となり、結局毎月高いお金を3大キャリアに払い続ける方が多いと思います。
格安SIMが安いのは、
- 3大キャリアの通信設備を間借りしているから
- 実店舗を展開せずにオンライン専用にしているから
です。店舗を持たないので人件費も設備費もかからず、その分安くサービスを提供できます。決してあやしいサービスではありません。一度の契約変更で毎月5,000円浮くのならトライする価値は十分にあります。
まとめ
みなさんの通信費の統計調査の結果とその節約方法をご紹介しました。スマホを安く利用するポイントは以下の3つです。
毎月の通信費の平均は10,228円と1万円オーバーとは高すぎます。また、3大キャリアのスマホの平均は7,516円と高額ですが、格安SIMはその半額の2,830円に抑えることができます。
契約変更は面倒な作業ですが、一回変えるだけでその後はずっと出費が減ります。固定費の削減は節約への効果が大きいので是非試してみてください。