2021年も残りわずか。年末ジャンボ宝くじのシーズンに合わせて、宝くじファンに有名な日本橋の神社をご紹介します。メルカリ・節約とお金の記事が多い本ブログですが、皆さんの金運アップも一緒に祈願してきました!
目次
福徳神社(芽吹稲荷)とは
高層オフィスに鎮座する社
再開発が進む東京日本橋の室町エリア。この高層オフィス群の一角に、周りとは全く雰囲気が違うエリアがあります。この商業施設の一角に鎮座する社殿が「福徳神社(芽吹稲荷)」です。
福徳神社の歴史
歴史は古く、貞観年間(859~876)よりこの地に鎮座していたと云われています。
天正18年(1590)には徳川家康公が参詣され、その後も数度に参詣しました。さらに、二代将軍秀忠公が慶長19年(1614)に参詣し、社の別名を「芽吹稲荷」と名付けられました。
その後、関東大震災、戦争、平成の日本橋室町の再開発など乗り越え、今にいたります。
江戸幕府公認、宝くじの神社
宝くじファンの聖地
この「福徳神社(芽吹稲荷)」ですが、宝くじファンにはすごい有名な神社です。
江戸時代から宝くじ(富突)という文化は存在していたものの、江戸幕府は私的な賭博行為は一切許可しない方針をとっていました。しかし、一方で、由緒ある特定の寺社に限り、特定の寺社の大破・焼失などによる修復や再建を名目として、宝くじ(富くじ興行)を公認するようになりました。
宝くじそのものは禁止できないので、政府が公認して管理するというスタイルです。現代と同じですね。
当時は福徳以外にも複数の富突場(政府公認の宝くじ売り場)があったのですが、中でも福徳神社はこの社号「福徳」に加えて、徳川秀忠公により江戸城から合祀された弁財天が福財神として庶民の注目を集め、江戸庶民の人気を博したとのことです。
その当時から一攫千金を夢見た人たちがたくさん参拝したのでしょうねぇ。政府公認で江戸庶民の人気トップクラスの宝くじ売り場とは、おもしろい歴史です。
心を静め金運アップを願うぞ
高層オフィスに囲まれた神社とはなかなか面白いシチュエーションですが、神社ですので心を静め参拝します。
2021年も健康で過ごせたことに感謝。
ブログを始めることができたことにも感謝。
勢いのある室町エリア
再開発が進む室町エリアのど真ん中にあり、また、神社の隣接地は自然が(福徳の森)が整備されているので、オフィスで働く方の憩いの場になっています。朝から結構参拝に来られていますね。
参拝して御利益を頂戴したあとは、近くのコレド室町でおいしいものを食べて帰りましょう。
福徳神社(芽吹稲荷)の基本情報とアクセス
項目 | 詳細 |
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神社 | 福徳神社(芽吹稲荷) |
住所 | 東京都中央区日本橋室町2-4-14 |
電話番号 | 03-3276-3550 |
拝観時間 | 特になし |
授与所 | 9時~17時(元旦のみ0時~17時) |
御朱印受付 | 10時~15時 |
ホームページ | https://mebuki.jp/ |