一眼レフカメラを捨てることにした。思い入れもあり、コロナ禍が落ち着いたらまた絶景を撮影する旅にでも行こうかと考えたが、今日をもって卒業する。
目次
写真撮影は楽しい
学生の頃からカメラが好きだった。友人と旅行に行くときは大体自分がカメラ担当になっていた。写真を撮り、友人達に配る。楽しい瞬間を切り取り、共有する、喜んでもらえる。最高に楽しかった。
昔のガラケーは写真を撮る機能はあるものの、画像が荒く、満足のいく写真は撮れなかった。もっと綺麗な写真が撮りたくなり、一眼レフカメラを購入した。単焦点レンズ、望遠レンズ、専用の保管ケース、メンテナンス用品にと、初心者レベルではあるが、一通り揃えた。
社会人になっても各地の絶景を撮影しに、休日を使い遠出していた。写真を友人に配ることはできなくなったが、絶景を巡る旅は楽しく、心地よい疲れを感じることができた。
一眼レフカメラから卒業する
あれだけ好きだった一眼レフカメラだが、今はクローゼットの中に眠っている。旅行ができないことも使っていない理由の一つだが、最大の理由は「iPhoneで十分」だからだ。
一眼レフカメラが不要な理由
iPhoneさえあれば、一眼レフカメラは不要だと思う。理由はiPhoneの持つメリットと、一眼レフカメラの持つデメリットが大きいからだ。
iPhoneのメリット
- 美しさはiPhoneと一眼レフカメラでほぼ変わらない
- iPhoneは加工アプリでアレンジの幅が広い
- iPhoneはSNSなどの共有が楽
一眼レフカメラのデメリット
- 本体が重い
- かさばる
- 雰囲気を壊す
明るさによらず屋外でも屋内でもiPhoneは綺麗に撮影することができる。ぱっと見で一眼レフカメラで撮影したか見分けがつかないレベルだ。暗闇でも撮影できるのはすごい進歩だと思う。
またそのまま加工アプリで様々アレンジが楽しめる。アレンジ=邪道と捉える方もいるが、それも写真撮影の楽しみの一つだ。写真はそのままSNSにもアップできる。一眼レフカメラでもwi-fi機能が本体に搭載されている機種もあるが、データ移動等を挟むとダイレクト感はない。
また一眼レフカメラは本体が大きく、重く、目立つ。絶景を実に山の中を一人歩くのならいいのだが、友人達との食事の場などで持ち出すと雰囲気が壊される。「そこまで気合いを入れて何を撮るの?」という感じで引かれてしまう。
iPhoneでカメラライフは十分楽しめる
写真撮影は大好きだ。
まだ見たことのない綺麗な景色を見に行きたいし、写真で保存したい。ただ、道具はiPhoneで十分だ。高価な機材と磨き上げられたスキルで撮影した世界の絶景写真は、今はネットに沢山アップされている。絶景写真は先輩方の写真を見て楽しむことしよう。
自分しか撮影できない「友人達との楽しい瞬間」はiPhoneで十分満足できる。
趣味の断捨離を進める
一眼レフカメラは楽しかった。
ただ、今の自分には合わなくなった。断捨離する理由はそれだけ。
好みも、趣味も随時変えていけばよい。無理に続ける必要はない。やりたくなったら再開すればいいだけのこと。ブログで文字にしてみたらスッキリした。カメラも断捨離して部屋もスッキリさせよう。
Nikonの愛機よ、今までありがとう。