過去に10回以上の引っ越しをした経験から、マンション購入時のノウハウをブログに書いています。
今回は、マンション購入時の一番の気になるポイントの「価格」です。適正価格を事前に知らべる方法をご紹介します。
目次
中古マンションの価格の適正価格とは?
中古マンションの購入で悩ましいのが、価格の妥当性が分からないことです。
新築マンションと異なり「一品もの」なので、その値段が高いのか安いのか比較のしようがありません。
住んだことのある街であれば、「築年数」「駅からの距離」「立地」「広さ」「設備」でなんとなく予想がつくのですが、住んだことのない県外の物件や、中古物件出回っていない場所では、相場感覚を得ることが難しく、判断に迷います。
その場合は、「マンションの取引実績」を調べることで解決できます。
「マンションの取引実績」なんて一般の素人が見れるの?と思われますが、見れます。私も知人に教えてもらって初めて知りました。この情報を確認することで、「高値で買ってしまった・・」という失敗を防止できます。
「レインズ・マーケット・インフォメーション」とは?
「レインズ・マーケット・インフォメーション」とは、成約価格を基にした不動産取引情報提供サイトです。過去に売買が成約したマンション価格を閲覧することができます。
国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営・管理しているので、そのデータは信頼できます。
▶ リンク:レインズ・マーケット・インフォメーション
「レインズ・マーケット・インフォメーション」の特徴
- 実際に売買された物件価格が閲覧できる
- 条件の絞り込みが可能
- 過去50年のデータがある
① 実際に売買された物件価格が閲覧できる
物件情報サイトのような「売値」ではなく、実際に売買契約が成立した値段です。
「売値」と「このサイトの値」に大きな差がある場合は、そのマンションの値段は「高い」と判断でき、値下げ交渉の余地があると思われます。
② 条件の絞り込みが可能
個人情報保護の観点からマンション名が載っていません。「え?検索できないじゃん」と思われますが、やり方があります。
以下の情報で絞り込み検索が可能です。
・間取り
・築年数
・専有面積
・用途地域
マンション名の検索は出来ませんが、住所で詳細に絞り込みが出来ますので、探したいマンションはピンポイントで検索できます。
③ 過去50年のデータがある
ここ10年は不動産価格は上昇し続けています。愛知県名古屋市も同じで、値段はずっと上がり気味。過去50年の売買契約の情報の載っているので、その「上昇具合」を把握することができます。物件情報サイトに載っている「売値」が、相場の上昇具合から妥当かこれで判断ができます。
複数の視点から下調べをしよう
家を買うことはとても勇気がいります。高い買い物です。様々なサイトをアクセスして、自分に合う物件を見つけることをおすすめします。
今回は過去の取引事例が確認できるサイトをご紹介しましたが、これ以外にも「マンションの居住者のリアルな口コミ」が見れるサイトもあります。こちらもぜひご確認ください。
まとめ
過去のマンションの取引情報を閲覧できる「レインズ・マーケット・インフォメーション」をご紹介しました。
- 物件の売買成立価格が分かれば、今の売値がお得か損か判断できる
- 検索方法を工夫すれば該当物件を見つけ出せる
- 膨大なデータから適正価格が把握できる
相場を客観的データに基づき知ることができます。営業マンの素晴らしいトークだけでなく、このような客観的事実もセットで、自分にあったベストな中古マンションを選びましょう。
さぁ、素敵な物件に会いに行きましょう!
ノウハウはこちら:中古マンション購入ノウハウ集