マンションを購入する前に必ずやること。マンションの周辺環境の確認です。最低でも4回は見に行きましょう。
目次
マンションの周辺環境は自分の目で確認を
マンションを購入する際に、自分の目で確認すべき点があります。
マンションの周辺環境は必ず確認しにいきましょう
・近くにどんなお店がありますか?
・駅までの距離はどれくらいですか?
・公園や遊歩道は整備されていますか?
これから長い間住むことになるマンションです。周辺環境を確認しないと、「え?イメージと違う」となりかねません。また、周辺環境の感じ方は人により異なるので、必ず自分の目で確認する必要があります。
購入してから後悔することがないよう、事前に確認すべき住環境のポイントを4つまとめました。ご紹介します。
営業トークに騙されないで
マンションを見に行くと必ず経験しますが、これだけは忘れずに。
営業マンの「いますぐ契約を」は絶対に無視してください
「今すぐ」「今日ご契約いただけたら」「お客様だけ今だけ特別価格が・・」
どのマンションもすぐに契約をしたがります。手数料で稼ぐのでこれは仕方がないことです。特に中古マンションは全て「一品物」。「このあと他のお客様の内覧会がありまして」なんて言ってくるパターンが多いです。
しかし、マンションはこれから数十年住むことになります。最低限の確認もせずに購入してはダメです。
そこに住むのは営業マンではなく自分自身です。住んでからも「買ってよかった」と思えるよう、周辺環境の確認は絶対にやりましょう。
周辺環境の確認のポイント
ポイントは「平日・休日 × 昼・夜」の4回現地を見ることです
必ず以下の4回は確認に行きましょう。
- 平日の昼
- 平日の夜
- 休日の昼
- 休日の夜
平日と休日で雰囲気が違います
休日だけ見に来て「閑静な住宅街」でいいじゃん!と思ったら、目の前の道路が学校の通学路で、平日はたくさんの学生さんが歩いて賑やかだった、ということはよくあります。
昼と夜で雰囲気が違います
夜は静かでこれなら安心できると思ったら、昼に大きな騒音を出す建物が近くにあって失敗なんてことも・・。
私の失敗談
サボった結果、騒音に耐えることに
県外からの引っ越しで、賃貸物件を見る機会が休日の1日しかありませんでした。
休日に物件を見に行ったらとても静か。家賃も他よりも1割以上低く、「環境もいいし、これだ!」と決めたことがあります。
実際に引っ越しをしてみたら、アパートの裏に小さな工場があり、朝から夕方まで金属を加工する「キーーーン」という音が近所に鳴り響いていました。安い理由を知った時にはもう遅く、2年間騒音に耐える生活をしていました。後悔しない日はありませんでした。
たった4回の現地確認をサボったために、2年間騒音に耐える日々になりました
どうしても物件を見る時間がとれない場合はあると思いますが、「賃貸」とは違い「購入」はなかなか引っ越しができません。事前の下見は本当に大切だと実感しました。
駅やスーパーまで歩いてみよう
現地を見る際は、マンション周辺だけでなく、最寄り駅まで実際に歩くとといいです。
物件情報に記載されている「徒歩〇分」より時間がかかるはずです。また、スーパーやコンビニ、学校まで実際に歩くこともおすすめです。「あれ?街頭が暗いぞ」「交通量が多いな」など、気づくことがあるはずです。
確認しておきたいポイントです。
- コンビニ・ドラッグストア
- スーパー
- 幼稚園・小中学校
- 公園・自然の有無
- 公共施設
自分の目と足で確認することで、引っ越し後の生活イメージをより鮮明にすることができますよ。
まとめ
マンション購入時は周辺環境を事前に確認することと、その大切さをご紹介しました。
一生に一度の買い物です。マンションのパンフレットのキラキライメージではなく、実際に現場に行き、自分の目で見る。歩いてみる。その方がよりリアルな生活がイメージできます。時間をケチらず現地チェックをおすすめします。
さぁ、素敵な物件に会いに行きましょう!
by あきちゃんぬ.
ノウハウはこちら:中古マンション購入ノウハウ集