外に出ない日々
在宅勤務が1年以上続いている。
外出する機会は買い物と外食程度。どちらも頻度はできるだけ落としている。起きてから寝るまで6畳の空間で一日が終わることもある。同じ場所にいると気分が滅入るし、脳が飽きるのか作業効率も悪い。
そもそも仕事のモチベーションがゼロというのが問題ではあるが。
平日に近所を散歩してみた
昨日は気分転換に自宅近くを散歩してみた。
川沿いに遊歩道が伸びており、途中ベンチや公園が整備されている。今のマンションを選んだ要素の一つでもあった。
自動販売機でコーヒーを買い、ゆっくりと川沿いを歩く。どこに行くわけでもなく、のんびりと歩いてはベンチに座り、歩いてはまた次のベンチに座る。キラキラと光る川の水面を見つめていたら肩の力が抜けた気がした。
そう言えば、せっかく自然に惹かれて今のマンションを買ったのに、ゆっくりと散歩したのはこれが初めてだった。歩いて数分の場所にある遊歩道なのに、なぜ今まで来なかったのだろう。
仕事を抜けて(つまりサボって)散歩してきたが、生産性のない無駄な会議に時間を費やすくらいなら、この方が心にも身体にも大変良い。
自分の身は自分で守る
すべてを犠牲にして仕事に懸けた時期もあったが、今振り返っても何も得られなかったという思いが強い。
困っている部署や、遅れているプロジェクトを救った自負があったが、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、評価には繋がらなかった。近所の自然に触れる時間すらも犠牲にしても何もいいことはなかった。
会社は自分を守ってくれない。何より自分をまず大切にしよう。
もう二度と無理はしない。
自分自身に問題があるのではなく、「自分と会社とのつながり」に問題がある
仕事から離れ、自然の中に身を置き感じたのは、自分自身は健康そのものであること。何も悪いところはない。そして問題は「自分と会社とのつながり」にあると思えてきた。
問題は自分自身じゃない。言い訳にも聞こえるが、自分を守るロジックとしてはこれで十分。
短い距離でいい。短い時間でもいい。心理的にも物理的にも時間的にも会社から離れることを意識していこうと思う。