「人生に遅すぎることはない」。世界初のインスタントラーメンを開発した安藤百福氏の名言です。よちよち歩きでいい。投資の世界に足を踏み入れてみます。
「いつかやりたい」に、今やってみる
今年はたくさんの「いつかやりたい」を始めることができました。
仕事を言い訳にして沢山の「やりたい」を後回しにしてきましたが、「仕事中心」から「自分中心」にマインドチェンジすることで、前に進めることができました。
「やりたい」と思っていたことの一つが株式投資です。
今日は、その世界に一歩踏み込んでみようとと思います。
なぜ投資を学ぶのか?
理由① 資本主義社会にお金の知識は必須
仕事第一人間だったので「お金を増やす」=「給与を増やす」しか考えがなく、そのためには残業だ!24時間戦うんだ!と、90年代のサラリーマンのような考えしか持っていませんでした。
どうしても「投資」や「株」と聞くと、難しい・怪しいと言ったネガティブなイメージがあるんですよね。右から左にお金流して楽して稼いでいる、みたいな。キッカケもつかめずにいました。
ただ考えてみたら、そもそも私たちは資本主義社会の中で生きており、また、株式会社は株主のものです。お金や投資にすでに社会の仕組みとして関わって生きているのなら、足踏みせずに、株式の世界を知ることを第一に扉を開けてみようかな、と思うようになりました。
理由② 世の中を知る・学ぶ
いきなり「投資で成功して、俺は来年FIRE(Financial Independence, Retire Early)するぞ!」とか、「資産を2倍にするぞ!」みたいな意気込みはありません。秒で億稼ぐ気もありませんし、ドバイに住む気もありません。
投資に興味を持った理由は、「稼ぐ」と言うより「世の中の成り立ちを知りたい」という気持ちの方が強いです。
ニュースで日経平均株価の話題になっても「はぁ?」という感じでスルーしていましたが、それがどういう意味でどういう影響が予想されるのか、自分も内容が理解できて未来を予想できたら面白そうだなぁと思ったんですね。予想が当たった・外れたよりも、まずはそのゲームに参加することができるレベルになったら、世界の見え方も変わると思います。
理由③ 世界に目を向ける
世界に目を向けるもう一つの理由が、日本は衰退国家であるという危機感です。
実質賃金指数の推移の国際比較を見ても、日本は異常な気がします。
これから日本の賃金が上昇傾向に転じるとは思えないですし、自分が所属する自動車業界は正直もってあと10年。
沈みゆく船の中で「どこが一番安全か」を探しても仕方がないです。巨大戦艦が沈む前に自前のボードくらいは用意しないと一緒に海の底に沈むような気がしてなりません。もう目の前に電気自動車の大波が見えているので、知識を得るために行動を始めるのは「今」だと思います。
まとめ
「いつかやりたい」と思っていた株式投資を始めようと思います。
- 今年は「いつかやりたい」に挑戦できている
- 投資の勉強を通じ世界に目を向ける
- 自動車業界はオワコン。先手を打って「学び」を始める
投資を通じて世界の成り立ちを学ぶ。知識と経験を蓄積し、衰退してゆく国や自動車業界から脱出できるよう今から準備をする。半歩半歩でいいのでコツコツ学びを続けようと思います。「継続 is KING」です。